2024年4月1日から「改正 障害者差別解消法」施行され、「合理的配慮の提供」が義務化されました。
これまでは行政機関に義務付けられていた「合理的配慮の提供」が、事業者にも【義務】となりました。
この法律でいう「事業者」とは、日本全国の中小企業や個人事業主、ボランティア活動をするグループなど、ほとんど全ての組織、団体が含まれます。
*詳細はこちら(内閣府のサイトが開きます) → リーフレット「令和6年4月1日から合理的配慮の提供が義務化されます!」
この法律では直ちに罰則が課されることはありませんが、障害のある方の権利侵害にあたるような差別の改善が期待できない場合、所管する役所から報告を求められ、悪くすると罰則の対象になることもあります。
グラフィックメイトではメディア・ユニバーサルデザイン(MUD)のノウハウを活用し、誰にでも読みやすく分かりやすい、伝わる情報発信をサポートします。
配色に配慮することで、色覚障がいの方にも見やすいデザインを制作します。
音声コードを利用することで、視覚に障がいをお持ちの方、小さな文字が読みづらい高齢者、漢字は読めないが日本語は理解できる外国の方などにも情報を伝えます。
つまり「改正 障害者差別解消法」に対応した印刷物を制作いたします。
*バリアブル帳票(大量個別データ処理)には対応しておりません。
音声コードは、印刷物の文字情報を二次元コードに変換し音声で聴けるようにしたものです。コードの種類はいくつかありますが、当社では無料のスマートフォンアプリで読み取れるUni-Voice(ユニボイス)コードを採用しています。
ユニボイスコードは、特定非営利活動法人日本視覚障がい情報普及支援協会(JAVIS)が開発したJavis アプリで作成します。ユニボイスアプリで読み取ることで印刷物の文字情報を音声で聞くことができます。
印刷物の提供側
利用者側(読み取り側)
Uni-Voice Blind / ユニボイス ブラインド
(視覚に障がいのある方向け)
Uni-Voice / ユニボイス
(一般向け)
Uni-Voice Blind アプリを起動すると
スキャン画面になります。
切り欠きを目安にスマホをかざします。
アプリが音声コードを検出すると、
シャッター音が鳴りスキャンが完了します。
画面が切り替わりテキストが
表示され、音声が流れます。
音声コードのサイズと文字数
音声コード1つあたりの文字数は、コードのサイズによって異なります。
*Mサイズが推奨です。
*格納文字数はあくまでも目安であり、データ量によって異なります。漢字が多い場合など、目安の文字数を大幅に下回る場合もあります。
グラフィックメイトでは、ご依頼の制作物(パンフレット、チラシ、他)に音声コードを入れられます。切り欠き付きの印刷物としての納品も可能です。
また音声コードのみの作成もお受けしています。
音声コードのみ作成の場合(1点:5,000円〜)
1、コード化するテキスト原稿(Word原稿)をご支給ください。
2、当社にてコードに変換し、以下のようなチェックをします。
・読み上げがわかりにくい箇所の補正
・漢字(特に固有名詞)の読み間違い
・リンク機能(住所、電話番号、メールアドレス、Webサイトなど)
3、コードのデータを納品します。
*コード化するためのテキスト原稿の作成もお受けしています。
*原稿作成や掲載のためのルールほか、コンサルティングもお受けしています。
2022年5月25日から「障害者情報アクセシビリティ・コミュニケーション施策推進法」が施行されています。
これは、障害のある人が 障害のない人と同じ内容の情報を 同じタイミング で受け取れるようにすることを、情報発信者の責務とした法律です。
私たちは情報の80%以上を視覚メディアから得ていると言われ視覚メディアが優先的に作成されています。
そのため、視覚に障害のある人に情報が伝わらないことが多くなっています。まずはこの環境の改善が望まれています。
音声コードなら簡単に改善できます。
*内閣府Webサイトに掲載の概要→障害者による情報の取得利用・意思疎通に係る施策の推進(内閣府のページが開きます)
有限会社グラフィックメイト
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