グラフィックメイトでは、印刷物やWebサイトなどのメディアをユニバーサルデザインでご提案しています。メディアのユニバーサルデザインとは、さまざまな情報が誰にでも見やすく伝わりやすくするための配慮方法です。
DTPソフトでは文字を自由に変形できます。縦長くなるように変形する長体、平べったくする平体。ソフトを使えばいくらでも細く、あるいは平らにすることは可能です。可能ではありますがそれで読めるかどうかは別問題。実際80%以下になるような変形は、文字の線自体が細くなり読みにくくなってくるので推奨されません。
それでもスペースがなければフォトサイズを小さくしたり文字間、行間を詰めてなんとか押し込まざるを得ないこともありますね。そんなときの解決策のひとつが「コンデンスフォント」。これは限られたスペースの中でも美しく、読みやすく表示させるために、そもそも幅を狭くデザインした書体です。
DTPソフトで長体にしたものと比べ、コンデンスフォントは文字がはっきりしていると思いませんか?
DTPソフトで長体にすると、文字の幅だけでなく文字を構成する線も細くなってしまいます。一方コンデンスフォントは文字幅は細くしても線の太さは維持しています。
どうしてもスペースに収まらないようなとき、文字を小さくしたり文字間、行間をぎゅう詰めにするよりは、コンデンスフォントを使うことで文字サイズや行間を確保でき、可読性を確保できる場合があります。ユニバーサルデザインの一つの方法として、コンデンスフォントも活用してみてはいかがでしょうか。
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