ある日曜の午後、クライアントさんからメールをいただきました。ご依頼いただいたチラシ用の写真やテキスト原稿をお送りくださって、「来週ミーティングがあるのでそれまでにラフ案が欲しい」とのことでした。「承知しました」とお返事しようしてふと「来週って?」と思いました。
カレンダーを見れば、自宅にあるのは日曜から始まっているものばかり。ということは今週がちょうど始まったところで、来週までは少なくとも1週間以上あるということ?
でも「週末」というと土日を差すことも多いから始まりは月曜日? それなら翌日の月曜から来週が始まることになって、クライアントさんのミーティングは3〜4日後には開催される?
日曜始まりのカレンダー
そんなことを考えながら調べたところ、面白い記事がありました。
「週の始めは何曜日なのか?」総務省統計局 統計図書館コラム(PDF)
詳細はコラムをお読みいただくとして、法令上の定義はないこと、広辞苑ではどう扱っているか、由来とされる聖書ではどうなっているか、が書かれていて面白かったです。
ここでも週の始まりを考えるために「週末」がいつかということにも言及していて、NHK放送文化研究所が 2018 年に実施した調査が紹介されています。これを見ると土日を週末と考える人が47%とのこと。金土と考える人、金〜日と考える人…など様々で、「週末」と言っただけでは認識がちがうこともあるんだな、と思いました。
いろいろ調べたけれどクライアントさんがラフ案を必要とする日を確認せねば、ということでお尋ねしたところ、ミーティングは翌日の月曜から始まる週、つまり数日後にはラフ案が必要ということがわかりました。提出まで1週間以上あるな、と思っていたら危ないところでした。
「週の始まり」「週末」という言葉は案外曖昧なものですね。
♢ー♢ー♢ー♢ー♢ー♢ー♢ー♢ー♢ー♢ー♢
グラフィックメイトでは制作物についてのご相談を受け付けています。カレンダー制作も承ります
オンライン相談は初回無料(30分程度)/メール相談無料。
まずはお問い合わせフォームからお気軽にご連絡ください。
●こんなこともご相談にのります。
パンフレットを作りたいけど原稿が作れない。
キャッチコピーはどうすればいい?
アクセスマップ、乗り換え案内を作って欲しい。
高齢者にも色覚障がいのある人にも見やすくしたい。
最後までお読みいただきありがとうございました。