表参道に用事があり、久しぶりに「こどもの城」の前を通りました。
「こどもの城」は渋谷の青山通りにあった子どものための施設で、1985年に開館。30年もの間、多くの子どもたちを楽しませてくれました。
我が家もその例外ではなく、子どもが小さい頃は度々訪れたものです。プールやちょっとしたアスレチック的な遊具があって体を動かして遊べるし、工作や楽器演奏などの体験プログラムや、親子で参加できるイベントも充実していて、いつ行っても新しい遊びに出逢えました。
そんな「こどもの城」は2015年に閉館しましたが、その前に設置されている岡本太郎作のモニュメント「こどもの樹」は健在でした。
「こどもの樹」にはいくつもの顔がついていて、それぞれみんな表情が異なります。舌を出している顔、笑った顔、泣いている顔、怒った顔…そして色もさまざま。原色の顔々から、こどものパワーとでもいうようなものを感じ、見ているこちらまで元気になる気がします。
「こどもの城」跡地の活用については二転三転しているようですが、「こどもの樹」がシンボルであり続けられるような、こどものための施設になると良いなぁと思います。