音声コード ユニボイスは、QRコードよりもはるかに繊細な2次元コードをスマホで読み取ることで、見えない人・見づらい人にも正確な情報を伝えます。
コードの安定した読み取りのためには推奨されている印刷仕様があり、用紙については
「光沢および凹凸のある用紙は避けてください。上質紙、コート紙を推奨します。尚、色上質は、薄系統なら各色の色上質紙に対応可能です」
と規定されています。
とはいえ、名刺やパンフレットにちょっと質感のある用紙を使いたい、ということもあるでしょう。実際に「音声コード付きの名刺を風合いのある用紙で作りたい」というご相談がありました。
当社ではそんなご要望にもお応えできるよう、風合いのある用紙や特徴的な用紙を使ってコードの読み取り検証をしています。
これまでは社内の業務用プリンターで印刷して試していましたが、今回、印刷総合プロデュースカンパニー・日本フォトケミカル株式会社さんがご協力くださいました!
まずは日本フォトケミカル株式会社さんにお邪魔して、用紙の特性など相談しながら用紙の選定です。
風合いがある用紙を使いたいとはいえ、あまりに凹凸のある用紙ではさすがに音声コードの読み取りは困難。
触って風合いを感じつつ、繊細な音声コードを読み取れそうな用紙を7種類選びました。
・アラベール (繊細で優しい風合いの非塗工印刷用紙)
・ペルーラ (パール調の級印刷用紙)
・GAバガス (さとうきびの搾りかすから作られたバガスパルプ配合)
・NTラシャ (肌触りの柔らかいファインペーパー)
・タント (エンボスの質感がある、多色展開のファインペーパー)
・スタードリーム-FS (星の輝きのようなメタリック加工のファインペーパー)
・コンパッソ(独特の光沢のある高級加工紙)
コード化する原稿の文字数、用紙の色、名刺のデザイン…などさまざまな条件によって読み取り精度が変わってくるでしょう。
どんな用紙なら問題なく読み取れるのか。
結果が出るのが楽しみです。
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