8月28日〜29日に東京ビッグサイトで開催された「エンディング産業展」。
お友達の納棺師さんがパネルディスカッションに登壇すると聞き、あまり馴染みのない業界ながら行ってみることにしました。
パネルディスカッションの演題は「エンバーミングってホントに必要なの?」
「エンバーマー」という聞き馴染みのないお仕事の方と、「納棺師」さんが登壇、主に葬儀業界の方に向けてのお話でした。
納棺師というお仕事は、映画「おくりびと」についての本木さんのインタビュー記事を読んだことがあったので(映画は観てないです)、なんとなくイメージがありました。一方のエンバーミングというのは、ドラマなどでは聞いたことがありましたが具体的にはどんなことをするのか知りませんでした。
今回それぞれのお仕事や役割について聞くことができ、一般の人でも知っておいた方がいいお話だと思いました。
それにしても驚いたのは、「エンディング産業」には思いのほか色々な業種が関わっているということ。これまで葬儀屋さんと仏具屋さん、あとは墓石屋さんくらいかな、と思っていました。何十年も前はそんな感じだったのかもしれませんが、今は不動産、相続、ペットの葬儀、霊柩車、棺、さらには葬儀屋さんのための集客サポートなどもありました。
そしてなんとデザイン会社の方も出展されてました!
デザイン会社の方は故人のパネルやポスター、アクリルスタンドなどを制作するという事業を展開されいました。「親族でもないと、故人と写真を撮ったりしにくいのでパネルと一緒にお写真を撮れるように」というお話に、なるほど!と思いました。
アクスタはちょっと微妙な感じはしましたけど(個人の感想です)。
大手の葬儀屋さんはお墓や墓地の販売などをメインとしながらも、最近は終活にも力を入れてるとか。「終活で、自分史的なものを作るなんていうことは…」と伺うと「そういうご希望もあります。今後はそういったサービスも考えています」とのこと。
納棺師のお友達も「生前葬で自分史を作った方がいた」と言ってましたっけ。
それはもしかすると当社の「年史」や「お仕事ブックレット」のノウハウが活かせるのでは⁉︎
案外、デザイン会社も「エンディング産業」に関われそうだと思いました。
今後の展開としてしっかり考えていきたいと思います。