新聞を見ていたら「知っていますか? ロービジョン」という記事に目が留まりました。9月23日に文化放送でラジオ放送される番組の紹介記事でした。
そもそもロービジョンとは?
国立障害者リハビリテーションセンター病院のWebサイト「眼科(ロービジョンクリニック)」によれば、
ロービジョンとは、何らかの原因により視覚に障害を受け、「見えにくい」「まぶしい」「見える範囲が狭くて歩きにくい」など、日常生活で不自由がある状態のこと
だそうです。
「視覚障がい者」と聞くと、「全く見えない人(全盲)」と思われることが多く、私自身そう思っていました。でも実際には「視覚障がい者」と言われる人の1~2割が全盲の方で、8割~9割はロービジョンだそうです。
番組ではそういった「ロービジョン」と言われる方の困り事の声や、さまざまな見え方の紹介がありました。
例えば「交通バリアフリー法」によって音響式信号機の設置は増えたけれど、風雨によって音が聞こえないこともある。また夜間は近隣住民への配慮で音を切っているところが多いといった話がありました。
ロービジョンにとって最も重要なのは「移動のための情報収集」とのことですが、公共のものだけでは情報不足で、それぞれがさまざまなサポート機器を使って移動の工夫をしていることもわかりました。
…などなど私があれこれ書くよりも、ぜひ番組を聴いていただきたいと思います。
今回の放送は「知っていますか?ロービジョン~0と1の間」のVol.5で、radikoアプリのタイムフリーでは放送日から1週間は聴取可能です。また文化放送では「文化放送ロービジョンプロジェクト」という特別サイトがあり、過去の放送はPodcastで聴くことができます。
まずは知ってみることから始めませんか。