当社のニュースレター「グラフィックメイトの社窓から」2025年春号を発行しました。主な記事は2024年11月の「産業交流展出展報告」と「音声コード付き名刺の読み取り検証」です。
日ごろお世話になっていながら対面でお会いする機会の少ない方を中心に郵送させていただきました。何人かの方はさっそくメールや電話で感想をくださり嬉しい限りです。
当社のニュースレターには音声コード ユニボイス(Uni-Voice)を掲載しています。このニュースレターを手に取った方のほとんどは音声コードを必要とされない方だと思いつつ、ご紹介の意味も込めて毎回音声コードを掲載しています。
ところが今回、初めてお送りした会社の社長さんから「実は社内に見えにくい者がいるが、音声コードがついているので見せられた」というご連絡がありました。記事で紹介した音声コード付きの名刺にも興味を持ってくださり、「うちも音声コード付きの名刺にすることを考えます」ともおっしゃっていました。
ビジネスにおいては見えにくい方と直接お会いする機会はあまり多くないかもしれません。営業担当など商談の窓口になる方はほとんどが「見える人」でしょうから、名刺に音声コードをつける必要性は感じないことでしょう。でも社内には見えない人・見えにくい人がいらっしゃることもあるんですね。
そういう会社の方はご自身が見える人であっても、名刺やニュースレターに音声コードがついていることに「お!」と思ってくださる。そしてそれはビジネスチャンスにつながる!かもしれません。
視覚に障がいのある方、高齢者、外国人など印刷物の内容を直接読むことが難しい方々に情報を提供できる音声コード。SDGsの「誰一人取り残さない」という理念を実現する小さな一歩だと思うのです。
小さな会社の小さな一歩。今年も続けていきたいと思います。
*「グラフィックメイトの社窓から」Web版はこちらから。過去号も掲載しています。